紅の涙

この日記は読まない方が良いです。





俺の日記は俺の心情だ。
俺の心情は大きく分けて光と闇の性質で抱く。
生命の日常を観察し、良い悪いと判断する心。
それに正しきことは有りもし、無いのでもある。
俺は自分の理想の平和像を抱いている。
それ故に、人の日常を観察し、生命の日常を観察し、自分なりの判断で良い悪いを下し怒りを覚える。
何が正しいか、何が悪いか、それは決まっていて決まっていない。
しかし、悲しむ人間、哀れな鳥や鳩はいる。
俺は無駄な切なを感じたくない。
自然の切なならば感じてもよい。
だが、世界は広く…手の届かない大地で涙を流す物がいるんだ…。
それを知る時、俺は自分の愚かさと無力さを抱く。
闇は増す。

俺が描く一人のキャラクターが発した言葉がある。
「おまえらは何故、平然と生きているっ!?」
彼は心に哀れな愛と深い悲しみの向こうにある怒りに纏われ闇の紅に身を染めながら発した。
俺も今の世界にある無駄な殺生を見るのが悲しい。