マスク・ド・ナイト(詩)

この日記は読まない方が良いです。







駆け抜けて行く 鏡の風

今 舞い散り 姿見せる

荒れ果てた 時の中で

見た 真実は何?

何時しか思う 自分は何者何だろうと


早過ぎる時の中で 駆け抜けて行く白銀

眼が今にも赤く光り 姿見せる

舞い落ちる鏡の欠けら 今纏い

戦士となる……

たった独りの…




仮面を被り睨む 角と大地

常に 狙い無く 仕留める

怒りを燃やし 時空の狭間で

得た結果は何?

気が付いた時には 野獣の姿と隣り合わせていた


追い付けない速さで 仮面を被れない野獣

牙が荒れ狂う涙を伝り 仕留める

全ての涙を誘い嘆き 仮面を破り

暴走する……

仮面と仇の狭間で…




知らぬ間に 自分の時は流れてく

切り捨てる破片に 意味はあるのか

それさえわからずに 狭間を流れる

急ぎ過ぎる時空の中で 見た世界は現実なのか

駆け抜けていく 鏡の風

仮面を纏い涙隠す 角と大地

走って 切って 駆けて

時を駆け抜けて

仮面を剥ぎ 纏い 繰り返し……


それが選ばれた 生き残りの引き継ぎ…

今…仮面を纏い…戦う…


早過ぎる時の中で 駆け抜けて行く白銀

眼が今にも赤く光り 姿見せる

舞い落ちる鏡の欠けら 今纏い

戦士となる……

たった独りの…