光の声

この日記は読まない方が良いです。





α 『すでに過ちは起きているな。』

β 『言うまでもない。』

γ 『どうする? ただ、見過ごすのか?』

α 『私は興味がない。滅ぶのが見据える。』

β 『私は切り開く稲光が見据えるがな。』

γ 『賭ければ? 面白い。愚かな生き物の踊りだな。』

α 『私は闇を。』

β 『私は光を。』

γ 『ふむ。さて、どうなるかな。で、賭けれ愚かな生き物の対象は?』

α・β 『人間だ。』

γ 『おやおや、息ぴったりで。では、賭け勝った方に《処罰無し》と。』

α 『人類は確実に滅びるだろう。手出しはするなよ?』

β 『手出しなど卑怯な真似はしない。お互い、人類の有様を見届けるんだな。』

γ 『闇と光……か。面白い。実に面白い賭けだ。』





光 『お兄ちゃん……どこ行ったの……ひかる、寂しいよ…』