光・善・悪・闇=HEART ,+, ANGEL STORY

この日記は読まない方が良いです。










今,二つの天使が人の生死を掲げて争う。元はどちらも神の下に忠実な聖天使だ
った。しかし,人々の行動を探るべく人間界に降りた後,聖天使の内の一人は人
の中の悪ばかりを見た。それにより人を愛する神の気持ちが解らなくなり,その
聖天使は神に人の悪について問う。寛大に人間界を見る神と、人の悪について納
得のいかない聖天使は神に幾度も人について問う・・人の悪について。その者に
神は悪も善も理解して筋を立て伝言する。しかし,その聖天使は人の悪を認めき
れず,神の言葉も聴き入れず,神との討論は,その聖天使の中にある人の心の中
の悪を許せないという執念が強まる一方である。執念が高まった聖天使は神の討
論の間で神に対して心の剣を薙ぎ払った!”本来,聖天使の心剣は白々と光輝く
優しさのごとく在る。しかし,その時の聖天使の心剣は邪念に満ちた紫煙を帯び
た漆黒の剣であった。神は闇に堕ちた。その時,神は一種の光を残した。それは
人間界に降りたままのもう一人の聖天使のもとへ託された。執念に満ちた天使の
心は闇の悪に堕ち,聖なる翼は漆黒と化し,堕天使と在るべき姿を変える。その
後,堕天使は人滅を計ろうと人間界に降りる。堕天
使はあらゆる方法を図り,人に成りすまし,人の思い込み,弱さ,恐怖,人の愚
かさを利用して人々を人同士で滅亡させた。聖天使の光の力は及ばなかった。人
の数が多過ぎたため,人の愚かさ故に人々は滅亡した。聖天使は堕天使を許せな
かった。聖天使もまた神と同様人々を愛していた。聖天使と堕天使は以前は友情
という絆で結ばれていた。協力し,人々に幸せを与え,人々を見守っていた。そ
れ故,聖天使は堕天使を哀れに思った。今、二つの天使が人の生死を掲げて争う
。一人は平和。一人は人滅。善悪の嵐が吹き荒れる。互いの心剣は光と闇。【し
かし、それは善の光と悪の闇である。光にも悪はあり,闇にも善はあるのだ。】
聖天使の心剣と堕天使の心剣がぶつかり合う時,聖天使の心剣は特別な閃光の光
を放たれた!”まさに神の残した一種の光の力である。その閃光の光により,堕
天使の執念は浄化された。しかし,堕天使の翼は未だ漆黒と化したままである。
堕天使は浄化後,瞬時に自分の闇の心剣で自分の過ちを償うため命を絶った。こ
の時の闇の真剣は善の薄白い光を帯びていた。聖天使はその瞬時の行動を見届け
た。清すぎる姿の為…友の哀れな結末と友への別れ
の悲しさから涙が止め処も無く流れていた・・・・優しく笑顔で見送るかのよう
に涙を流しながら。その別れも僅かな時間でしかなかった。聖天使にはなすべき
ことが残されている。何故,神が一種の光を残し聖天使に託したか。それに聖天
使は気付いた。神の光を託された聖天使は,今,覚醒し聖天使自身が新たに神と
成る。前者の神をも受け継ぎ,前者と同様,人間界を創った。そして2人の聖天
使が新たに誕生した。             THE END【 堕天使に
成った天使の方は心が清過ぎた。完全な平和を求めすぎたのかもしれない。それ
故に,悪を絶対に許すことが出来ず,己自身も悪となり,悪に心を奪われてしま
ったのだろう。完全を求めるのは良かったのかもしれない。しかし,行動が早す
ぎた・・のだろう。努力も時間も必要だったのだろう。それともそれを踏まえた
上でその努力による犠牲をもだしたくなかったのだろうか・・・・】     
          
【追申】

これは本来の話しでも伝説でもない。私自身が思
想から創り上げた今の私なりの聖天使と堕天使の物語であります。そのところを
ご了承ください。 


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darknessheart